絵具ってたくさん種類があって迷っちゃいますね
アクリル絵具ひとつとっても
様々な特性を兼ね備えた絵具が私たちを待っているのです。
動画担当のかぐみです。
今回はタイトルの通り、絵具初心者のかぐみが
U-35とアクリルガッシュの比較とレビュー的なことをしていこうと思います。
こちらU-35の12色セット
ターナー色彩株式会社さんより
発売されています。
そしてこちらは
同じくターナー色彩株式会社さんから発売されている
TURNER ACRYL GOUACHE の12色13本セットです。
絵具の知識/zeroな私は思いました。
結局何が違うの?
細かく調べれば違うところは山のようにあるので
今回は描き心地と見た目という
フィーリング要素の強めの部分にフォーカスをあてて見ていきたいと思います。
とりあえず塗ってみた。
いきなり過程をぶっ飛ばして完成品です。
塗ってる最中に写真を撮る余裕が備わっていませんでした。無念。
塗り比べ動画をYouTubeへアップロード予定なので塗っている様子はそちらでチェックしてください🥺
追記:アップロードしました。
なるべく対応しそうな色を隣同士に配置して塗ってみましたがこれでいいのでしょうか…
色見本としてなにが正解かわからないとメルマガ担当さんに言ったらそもそも正解はないらしいです。
あめーじんぐ。
1段目、3段目がU-35
2段目、4段目がターナーアクリルガッシュです。
そして、
上はチューブから直塗り
下は水と混ぜて塗っています。
我ながらわかりにくい塗り方をしたと思います。
次回はもっと上手く作りたいですね(あるのか?)
肝心な塗り心地の違いは、
U-35は重め
アクリルガッシュは軽め
だと感じました。
チューブからパレットへ絵の具を出す段階で
絵の具のかたさが違う!
重めなU-35は筆の跡が出やすかったです。
こういうのを『油絵具に近い使い心地』と言うのでしょうか?
均一なベタ塗りはアクリルガッシュの方が得意そうでした(技術の問題かもしれない)
義務教育でアクリルガッシュに慣れ親しんでいたのでここまで違いがあるとは……と驚きでした。
ちなみに蓋はU-35の方が軽い力で開きました。
こんなところにも違いが出るんですね、
自然光の元だとこんな感じに見えます。
U-35はアクリリックなのでツヤがあります!
角度によって表情が変わっておもしろいです。
アクリルガッシュは安定したマットな質感が美しいです。
U-35は耐光性の特に強いⅠ~Ⅱまでのみを使用しているそうです。
なのでU-35で描いた作品を光の当たるところに置いておいても比較的色褪せしにくいようです。
こちらは時間が経たないと検証できないですね。
そしてチラッと写ってたコイツは
アクリル板にU-35を塗ってみたヤツです。
何故かウルトラマリンバイオレットがかなりムラになりやすかったです💦
屋外で太陽にかざすとこんな感じ、
透明性が伝わるでしょうか?
私の塗りが下手なのがとても良くわかりますね。
12色セットのなかでは、
・キナクリドンマゼンダ
・フタロブルー(グリーンシェード)
・ウルトラマリンバイオレット
こちらの3つがTransparent 透明
・ナフソールレッドライト
・ハンザイエローオペーク
こちらの2つがSemi-Transparent 半透明
残りがOpaque 不透明となっています。
まとめると……
絵具のかたさ
U-35……かたい
アクリルガッシュ……やわらかい
蓋の開けやすさ
U-35……軽い力で開く
アクリルガッシュ……開けようとしたらチューブごと捻れてビックリした(持つ位置を変えたらちゃんと開きました)
塗り心地
U-35……しっかりとした感じ
アクリルガッシュ……サラサラした感じ
塗ったあとの質感
U-35……艶がある、筆跡が残りやすく油絵具的表現に向いてそう
アクリルガッシュ……マットな質感、ムラが少ない
乾燥時間
U-35、アクリルガッシュ共にほとんど変わらなかったです。
ということで、
以上の塗ってみたヤツを
マルニ額縁画材店の実店舗に
塗り見本として置いてきました。
気になった方は是非お立ち寄りくださいˎ₍•ʚ•₎ˏ
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